中綴じ冊子に詳しくなってもっと活用しよう

印刷会社に冊子の作成を依頼するにあたっては、製本の基礎を知っておくと便利です。中綴じ冊子とは、印刷した紙を2つに折りたたんで本の中央をホチキスで綴じる製本の方式です。見た目がすっきりとした仕上がりになっており、低価格で製本できますので、コストを抑えたい場合におすすめです。カバンに入れてもかさばらないので、持ち運びをするのも便利です。中綴じ冊子はページ数の少ない印刷物に向いていますので、パンフレットや会社案内、セミナーや研修で使うテキストなどにしばしば用いられています。見開きいっぱいまで使うことができるので、内側までしっかり見られるのが特徴です。見開き2ページにまたがる写真を載せたりすることも可能です。手のひらに乗るA5サイズからA4サイズがよく選ばれるサイズです。

中綴じ冊子にはどんな特徴があるのか

中綴じ冊子は、厚みがあまり無い冊子の印刷に向いている方法です。薄い冊子を作りたい時はおすすめの製本方式ですが、ページ数が増えてしまうと本が開いてしまったり、左右の見開きの絵柄がずれてしまったりと、あまりきれいに仕上がりません。印刷方式により、ページ数は4の倍数になる必要があります。印刷会社では、中綴じ冊子の印刷は最大64ページまでと制限を付けているところが多いです。65ページ以上の冊子については、360度開閉させて使えるリング製本または、背中を強力な糊で綴じるくるみ製本を推奨しています。リング製本は報告書や資料に使うと高級感が感じられます。くるみ製本は、見た目が本格的な製本になっており、すっきりとした仕上がりです。用途に合わせた製本方法を選ぶと良いでしょう。

中綴じ冊子の印刷のおすすめの依頼法

中綴じ冊子の印刷を頼む時に、オプション加工を依頼すると、仕上がりがより本格的になります。表紙の耐久性と高級感を高めるには、PP加工がおすすめです。マニュアルや講義テキストでシリーズものになっている場合などはファイルから差し替えたりファイルに加えたりしやすい穴開け加工を施してあると親切です。中綴じ冊子の印刷方式は、オンデマンド印刷とオフセット印刷があります。オンデマンド印刷は印刷部数が少数の時におすすめの方式で、大量に印刷したい場合はオフセット印刷がおすすめです。オンデマンド印刷は、少数でも質の良いものを作りたい方や余りを出したくない方に向いています。オフセット印刷は大量に印刷するので、1冊あたりの単価が安くなり、品質にこだわった冊子を作りたい方におすすめの方式です。